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自然と人をネットワークする
フィールド・アシスタント・ネットワーク

2021年夏 ボランティア・ワークキャンプ



ワークキャンプ2021夏 オンラインで開催します

ワークキャンプは、Field Assistant Networkが企画・運営する自然保護ボランティア合宿です。本来は受け入れ先での宿泊を伴うイベントでしたが、今夏は新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、開催方法を大幅に変更いたします。北海道の2か所の受け入れ先にご協力いただき、オンラインで開催いたします。 (チラシ・ダウンロード)


●鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ ・ワークキャンプ
期間: 8月23日(月)~27日(金)
人数:5人程度
主な作業:英文パンフレット作成

●キナシベツ自然保護地区・ワークキャンプ
期間:9月5日(日)~12日(日)
人数:5人程度
主な作業:自然を紹介する掲示物作成

問い合わせ ▶ faworkcamp@gmail.com
※zoomをつないでの作業が中心です。PCとオンライン環境が必要になります。また作業スケジュールは現在調整中です。変更される場合があります。

参加申込;
Googleフォームより https://forms.gle/9zQuh4uhxweud9j47
申込み後1週間以内に、ご確認の連絡を差し上げます。もし1週間を過ぎても。連絡がなければ、アドレスの不備の可能性があります。
その際は ワークキャンプ担当(faworkcamp@gmail.com)宛にご連絡ください

2021年夏 ワークキャンプ開催内容

鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ ・ワークキャンプ

1. 受け入れ先について
鶴居ワークキャンプの受け入れ先は、(公財)日本野鳥の会 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリです。北海道鶴居村にある施設で、タンチョウとその生息環境を保全する活動を行っています。例年のワークキャンプでは、タンチョウ保護の歴史や現状の課題を、現場を回りながら教えていただき、学生は調査や現場整備に協力させていただきました。オンライン開催となった今回は、複数のセミナーでタンチョウの保護活動について学びつつ、サンクチュアリに海外から訪れる人のため、英語版のパンフレットを作成します。

2. 予定している各プログラムについて
(1) メイン作業:英文パンフレット作成
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリには、国内だけでなく海外からも、タンチョウを見るために多くの人が訪れます。海外の方にもサンクチュアリの行う保護活動について知ってもらうため、英語版のパンフレットを作成します。現地レンジャーによるセミナーを受けて、パンフレットのレイアウトや文章を話し合い、分担して文章を書き、最終的に英文のパンフレットを完成させるのが目標です。
(2) 受け入れ先からのセミナー
現地レンジャーから、タンチョウの生態や保護の歴史、サンクチュアリの取り組みについてレクチャーしていただきます。1回45分のセミナーを3回、日を分けて行っていただきます。
(3) 合意形成セミナー
Field Assistant Networkの学生スタッフが企画するセミナーです。自然保護の現場では、様々な人と話し合い合意を得ることが必要です。簡単なゲーム形式で楽しみながら、合意形成とはどんなものかを学びます。
(4) 交流会
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの関係者がお越しくださり、1時間程度お話する場を設けていただきます。自然保護に関わる仕事をしている方々とお話する機会です。

キナシベツ自然保護地区・ワークキャンプ

1. 受け入れ先について
キナシベツワークキャンプの受け入れ先は、キナシベツという地域で活動している「キナシベツ湿原を愛する会」です。キナシベツは、釧路市から車で約1時間半の所に位置し、知名度は低いものの、原生林・湿原・二次林・海岸など多様で豊かな自然環境が残る貴重な場所です。例年のワークキャンプでは、木道の整備作業や、冬の猛禽類や夏の水生生物の調査をお手伝いさせていただきました。今回は、保護活動をはじめた経緯や現在の取り組みを紹介してもらい、それを踏まえてキナシベツの自然を紹介する掲示物と冊子を作成します。

2. 予定している各プログラムについて
(1) メイン作業:掲示物と冊子の作成
キナシベツには近年廃駅となった直別という駅があります。これまでのワークキャンプで、直別駅跡に設置する移動小屋(直販所)を作りました。今回のワークキャンプでは、その小屋の中に飾る掲示物と冊子を作成します。キナシベツを訪れた人に、現地の自然や保護活動を紹介するもので、レイアウトから説明文まで、今回のメンバーで考えて作ります。
(2) セミナー
メイン作業に入る前に、「キナシベツ湿原を愛する会」代表の榊原さんから、キナシベツという地域やこれまでの活動について紹介していただきます。有名な自然保護地域とは異なる環境で、どのような活動をしてきたのか、他ではあまり聞くことができないお話を聞くことができます。


ワークキャンプ受け入れ団体

公財)日本野鳥の会 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
(北海道阿寒郡)

タンチョウとその生息環境を保護するため(公財)日本野鳥の会が地元のタンチョウ給餌人であった伊藤良孝氏の協力により、鶴居村にサンクチュアリを開設。タンチョウの集まる10月~3月は、ネイチャーセンターを開館させ、常駐のレンジャーがタンチョウや釧路湿原の解説をおこなっているほか、4月~9月の閉館期間も、タンチョウ保護のため、調査や湿原の保護活動などに日夜奮闘している。
→ 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリのホームページへ
 キナシベツ湿原を愛する会 キナシベツ自然保護区
(北海道釧路市)

釧路市から西へ車で1時間。直別川の河口で牧場を営む榊原源士氏の所有地。わずか数百haの中に、自然海岸、原生花園、湿原、二次林、自然林などの自然を見ることができ、丘や展望台からの眺めは絶景である。自然保護活動を行うボランティア・リーダーの育成を活動の目的とし、宿泊施設も備わっている。
  

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