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ワークキャンプ
Volunteer work camp

学生の力を自然のために!!
■「ワークキャンプ」とは?
作業を通して主体的に現場へ貢献することを目的とした、ボランティア合宿です。
経験や専門は関係なく、自然保護に関わりたい学生であれば誰でも参加し、現場に貢献できます。
   ○全国の学生が集まって現場貢献
全国の学生が長期休暇となる春休みと夏休みの年2回、1キャンプ地あたり10人前後学生が約1週間〜10日間、人手を必要としている自然保護の現場に滞在し、受け入れ団体のニーズに合わせた作業を行います。
   ○現状や問題を体感
現場での主体的な活動を通して、机上では学べない自然保護の現状や問題を肌で感じ、学ぶことが出来ます。

さらに詳しく知りたい方は ・・・ 
 ⇒ 参加にあたって主役は?現地での生活
 ⇒ 報告Back Numberこれまでの成果

根室ワークキャンプ ブログ「ワークキャンプの現場から 根室編」
鶴居ワークキャンプ ブログ「ワークキャンプの現場から 鶴居編」
キナシベツワークキャンプ ブログ「ワークキャンプの現場から キナシベツ編」
ウトナイ湖ワークキャンプ ブログ「ワークキャンプの現場から ウトナイ湖編」
■ピックアップ
・2015夏ワークキャンプ説明会を開催します New!
・2015春ワークキャンプ参加者募集中!
■ワークキャンプ報告
最近の春のワークキャンプの報告です! ●Back Number
過去のワークキャンプの報告をご覧になりたい方はこちらへ( 2001〜 )
●根室ワークキャンプ
  2013春
●鶴居ワークキャンプ
  2013春
●キナシベツワークキャンプ
  2014春


■ワークキャンプ受け入れ団体
(公財)日本野鳥の会 ウトナイ湖サンクチュアリ(北海道苫小牧市)
日本初のサンクチュアリとして(公財)日本野鳥の会が開設。春や秋には数万羽のガンをはじめとする渡り鳥の中継地となっており、1991年には日本で4番目のラムサール条約登録湿地として世界的にも重要な湿地となった。湖岸にはネイチャーセンターが設置され、レンジャーが駐在し、自然解説を行ったり、ウトナイ湖をとりまく様々な環境問題に対応している。
 → ウトナイ湖サンクチュアリのホームページへ

(公財)日本野鳥の会 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ(北海道阿寒郡)
タンチョウとその生息環境を保護するため(公財)日本野鳥の会が地元のタンチョウ給餌人であった伊藤良孝氏の協力により、鶴居村にサンクチュアリを開設。タンチョウの集まる10月〜3月は、ネイチャーセンターを開館させ、常駐のレンジャーがタンチョウや釧路湿原の解説をおこなっているほか、4月〜9月の閉館期間も、タンチョウ保護のため、調査や湿原の保護活動などに日夜奮闘している。
 → 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリのホームページへ

キナシベツ湿原を愛する会 キナシベツ自然保護区(北海道釧路市)
釧路市から西へ車で1時間。直別川の河口で牧場を営む榊原源士氏の所有地。わずか数百haの中に、自然海岸、原生花園、湿原、二次林、自然林などの自然を見ることができ、丘や展望台からの眺めは絶景である。自然保護活動を行うボランティア・リーダーの育成を活動の目的とし、宿泊施設も備わっている。
 → 過去のワークキャンプ特集ページへ

(公財)日本野鳥の会 野鳥保護区事業所(北海道根室市)
No Image Comming Soon
 → 野鳥保護区のホームページへ


コラム 〜現場で思いっきりボランティア〜

片山 透 (かたやまとおる)

 F.A.ネットワークのプロジェクトには、イベントやフィールドものなどそれぞれに魅力がありますが、そんな中でも“ワークキャンプ”という言葉は特別な響きをもっています。それは実際に参加した者にしか分からない、一種独特の仲間意識であったり、「保全に貢献した」という満足感をよみがえらせるものであったり、「あのときのようにまた頑張ろう」と思わせる活力源であったりします。

 自然保護や環境教育の施設に滞在して行う“ワークキャンプ”は、主に学生の長期休暇に合わせて実施される活動です。1週間ほどのボランティア合宿と言えば分かりやすいでしょうか。

 ワークキャンプでは、学生が持っている時間と体力を非常に有効に使うことができます。体力を持て余した(?)若者が10人も集まって、約1週間、そのパワーを注ぎ込むのですから、現場のレンジャーたちだけでは「やりたくてもできなかったこと」がとても効率的に解消されていきます。また、単なる労働力としてだけではなく、若者ならではの視点から展示物やセルフガイドを作るような創作的な活動も行います。

 ワークキャンプが人をひきつけるのは、さまざまな活動の要素が10日間に凝縮されていて密度が濃いこと、そして保全活動の現場ならではの刺激にあふれているからでしょう。ボランティア活動のほかに、自然保護やグループワークをテーマにした「セミナー」、フィールドをよく知るための「自然観察」、レンジャーの案内で、保護と開発の拮抗する地域を巡る「野外セミナー」など、メニューのひとつひとつが充実していて、10日間など本当にあっという間に過ぎていきます。

 ワークキャンプは、いつも参加者の半分近くが“リピーター(繰り返し参加する人)”です。彼らを年に何回も北海道へと向かわせるものは、保全活動を通して得られる充実感、達成感、仲間との連帯感、そして自己成長に対する向上心・・・。行くたびに、前回とは違う何かをつかみ、また一歩成長する活動といえます。ある程度本気でやりたい人は、ぜひともチャレンジしてください。


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