2014春ワークキャンプ報告
2014春 キナシベツ ワークキャンプ 報告



【期間】
2月20(木)〜3月1日(土) 9泊10日
【場所】
北海道釧路市音別町直別 キナシベツ自然保護地区
【受け入れ先】
 「キナシベツ湿原を愛する会」
  榊原源士さん(代表)
  森田健吾さん
【参加大学】
 日本大学、東京農業大学、東海大学、東北大学、
東京大学、拓殖大学、恵泉女学園大学(7大学10名)

【作業内容】
・アオサギコロニー調査
・ワシタカ調査
・自然誌調査
・看板作り

【その他の活動】
・コミュニケーションセミナー
・アオサギレクチャー
・キナシベツの自然保護史
・ワシタカセミナー
・野外セミナー
・自然保護セミナー
・シュミレーションセミナー
・懇親会

【10日間の活動内容】
*1日目
午前:集合、買い出し
午後:開会式
 夜:コミュニケーションセミナー

*2日目
午前:アオサギコロニー調査
午後:松長さんアオサギレクチャー
 夜:キナシベツの自然保護史

*3日目
午前:看板作り
午後:看板作り
 夜:ワシタカセミナー

*4日目
午前:ワシタカ調査
午後:ワシタカ調査・看板づくり
 夜:合意形成セミナー


*5日目
午前:野外セミナー
午後:野外セミナー
 夜:野外セミナー振り返り

*6日目
午前:看板作り
午後:看板作り
 夜:自然保護セミナー

*7日目
午前:自然誌調査
午後:看板作り
 夜:懇親会

*8日目
午前:看板作り
午後:看板作り
 夜:シュミレーションセミナー

*9日目
午前:フィールドトリップ
午後:フィールドトリップ
 夜:打ち上げ

*10日目
午前:大掃除、振り返り、閉会式

【作業内容】
■アオサギコロニー調査
 アオサギの巣を探し、前年度のデータと照合しながら新規に営巣された樹にナンバリングをし、合わせて樹高、胸高直径、巣の直径を計測しました。
 アオサギの生息状況及び生息環境を測定した結果をキナシベツ周辺の環境の状態を把握するための指標として利用しています。


「まるでアオサギの世界に迷い込んだようです!」


「何mあるかな?」

■看板づくり
 直別駅横の観察路に設置する動植物の説明の案内板6つと、全体図の案内板1つを作成しました。案内板を作ることで、地元の方やキナシベツに訪れた人にキナシベツの自然を知ってもらうことを目的としています。


「板にかんなをかけ、組み立てるところから手作りです!」


「デザインも自分たちで考えます」

■ワシタカ調査
 (公財)知床財団は、北日本各地の越冬地におけるオオワシ・オジロワシの個体数、分布、生息環境の状況を調べるために一斉調査を行っています。キナシベツ湿原を愛する会もこの調査に毎年に協力しています。


「種類と数、成鳥か幼鳥かなどを記録していきます」


「翼開長240cmほどにもなる大きさのワシたちの迫力に興奮の連続でした!」

■自然誌調査
 今後キナシベツの自然を法律で守っていく準備として、まだ状態を把握できていない湿原の一部に入り、目印となる大木や新しく見つけた川、地図とは違う地形などを新しい地図におとしていきました。


「未知の場所に入っていくのはワクワクします!」


「巣や動物の足跡がたくさんありました」

【その他の活動】
○アオサギレクチャー
 アオサギの研究をしている松長さんにお越しいただき、アオサギの生態や、人との関係についてのお話をしていただきました。



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(今回は写真が多いため2ページ構成です)

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