2014春ワークキャンプ報告
2014春 キナシベツ ワークキャンプ 報告 2/2

【作業報告】の続き
○野外セミナー
 キナシベツを1日かけて榊原さん、森田さんに案内していただきました。
クロスカントリースキーで、牧草地、ハンノキ林、湿原、川、海岸段丘草原、キナシベツ海岸沿い、原生林を歩きました。


「凍った川の上を滑ります!楽しい!」

「原生林のハルニレの木。立派ですね」

「ヘシヘハケ岬。キナシベツの凝縮された自然を一望できます」

○懇親会
 約10名の地元の方が来てくださり、たくさんのお話をすることができました。


「とっても賑やかでした!」

○フィールドトリップ
 キナシベツを飛び出して、道東の自然を案内していただきました。








「実際に目で見て、肌で体感した北海道の大自然。忘れることはないでしょう。」

■参加者感想
*M.H(拓殖大学4年)
私がこのワークキャンプに参加したのは、単純に絶対に楽しいだろ(笑)と思ったからだ。その予想以上に面白かったし、とても興味深い体験ができたと思う。何よりも自分がこれから研究する環境教育の分野のポテンシャルの高さを再確認できたことが本当にうれしかった。それは、普段は都会に住む学生でも自然を身近に感じる事、感じたいと考えることで、ここまで素晴らしい人間が育つのだということ。さらに、そんな素晴らしい子供を育てた両親の教育が垣間見えたのも非常に興味深かった。自分の気持ちに余裕がなければ自然と言う他者は守れないし知る事も困難になってしまう。けれども、豊かに笑いあえる場所や教育があればそれは解決しえると思う。今回のワークキャンプで得た感動を胸に来年から大学院で頑張りたいと思います。本当にありがとうございました!!!!

*M.S(東京農業大学2年)
今回はコーディネーターとしての2回目の参加でしたが、一言で片付けるのであれば「人と北海道が更に大好きになりました」です。個性的で協調性に長けるメンバーに恵まれたことが、今回のワークキャンプが成功した一つも大きな所以だと思います。人の個性とは得意不得意であり、長所短所です。未知であった今回のワークキャンプが一日一日と毎日がエキサイティングで充実した日々になったのは、その個性がうまく合わさりカバーし合い強く結ばれたからだと思います。そしてそれは学生に限らず。榊原さん森田さんをはじめ今回のワークキャンプで出会ったすべての方々が、私の今持ち得ない、思想であり知識であり感性を、惜しむことなく分け与えてくれました。そして何より、今回の成功の土台となるのが北海道の雄大な自然でした。言葉を失う、さらに言葉では言い表せない感動というのは日常ではなかなか出会えません。そんな私の人生でかけがえのない自然とたくさん出会うことができました。北海道の雪景色が好きです、夕焼けが好きです、野生動物が大好きです。大げさかもしれませんが、今回の9泊10日はまるで夢の中のようでした。それぐらい楽しくて充実していたのです。私にそんな夢のような世界をくれた北海道と北海道の方々とメンバーには感謝をしきれません。本当にありがとうございました。



「2014年3月12日北海道新聞釧路・根室版」に掲載されました。

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(今回は写真が多いため2ページ構成です)

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