学生バードソンとは、バードウォッチングをしながら募金を集めるチャリティーイベントです。
3人1組でチームを作り、競技日1日で確認された野鳥の数と、募金額の2つを競い合います。フィールドは全国各地どこでもOK!集められた募金は自然保護のために役立てられています。 学生主体のイベントではありますが、社会人部門もございますので社会人の皆様にも是非ご参加いただけたらと思います。
学生バードソン実行委員会では、毎年日本各地で魅力的に活動している自然保護団体を募金先として選び、競技をはじめとした一連のイベントで皆様から募金を集め、お預かりした募金を全額寄付しています。各地の自然保護団体を支援するとともに、「自然に触れる。自然を守る。」という考え方をより多くの人に広めていきたい、そのような想いから、学生バードソンは開催されています。2020年度の募金先は、オオタカ保護基金「サシバの里自然学校」に決定いたしました。
学生バードソンは誰によって、どのように始められたのか。
それは学生バードソンが開催される数年前の話にさかのぼります。 イギリスで生まれたこのバードソンは、酪農学園大学教授であるマーク・ブラジル博士により、25年前に日本に紹介されました。その後、1986年に(公財)日本野鳥の会が主催となり、開催されました。
それを知った一部の学生が、「こんな面白い自然保護があったのか!!」と感銘を受け、様々な大学の学生に呼び掛け、「学生対抗バードソン」として、1988年に第1回学生バードソンを開催するに至りました。
しかしこの年は、諸事情により(公財)日本野鳥の会がバードソンを開催しなかったため、学生のみで「学生対抗バードソン」を実施しました。
記念すべき第1回学生バードソンは、北海道釧路湿原のタンチョウを保護するための施設、(公財)日本野鳥の会の「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」を支援するために開催されました。 翌年からは、(公財)日本野鳥の会主催のバードソンが復活し、学生の公式チームとして参加することになりました。 尚、学生バードソンで集まった募金は、すべて学生の公式チームに集約し、学生の力をアピールしようと試みました。
1999年からは(公財)日本野鳥の会のバードソンが行われなくなったため、学生バードソン独自の展開となっていきました。募金先も学生が独自に選ぶ形となりました。
また、1994年から社会貢献活動における地球環境保全活動の一環として、日本電気株式会社(NEC)などの企業協賛を頂き、学生バードソンは大規模な展開ができるようになりました。
そして1988年の開始から、昨年30周年を迎え、総額23,924,876円の募金を日本各地の自然保護に役立てることができました。
→ 過去の募金先、成果について
、もっと学生バードソンについて知りたい!!という方は是非、学生バードソンの歴史というサイトをご覧ください。当時の状況や裏話など、詳しい情報が載っています。
→ >学生バードソンの歴史
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