カンムリウミスズメってなぁに? 知らない人も多いはず! カンムリウミスズメは日本近海にのみ生息する、 全長24cmほどの海鳥です。 大きさのわりには体がぷっくりとしていて、 頭にはちょこっと冠を乗せた可愛らしい鳥です。 灰色の背中に白いおなか。 頭に冠羽(かんう)と呼ばれる3〜6cmの羽。 これが彼らのチャームポイントです。 船が近づくと「チュイチュイ」とか「ピヂュピヂュ」と鳴きながら 冠立てて警戒し、すぐに潜って姿を消してしまいます。 そんなカンムリウミスズメを、今、私達が守らなければなりません! 釣り人等の上陸による影響、カラスやネズミによるヒナの捕食、油汚染など、 カンムリウミスズメの住む環境には危険がいっぱいです。 このままでは絶滅の道をたどってしまいます。 カンムリウミスズメに保護の手を! しかしながら、繁殖期に三宅島周辺海域をはじめとした、 数少ない繁殖場所に戻ってくることの他、 僅かな情報しか解っていない現状です。 カンムリウミスズメの調査が必要なのです。 そこで、「NEC学生バードソン」の力で調査活動を支援していきます。 会誌「野鳥」(日本野鳥の会)より抜粋 カンムリウミスズメ (Synthliboramphus wumizusume) 夏羽では額から頭頂が黒く、換羽があり、後頭は白い。 喉・顔・頸側・胸側は黒く、体の上面は青灰黒色。 体の下面は白い。嘴は青灰白色。 冬羽では頭頂から上面が暗灰色で、目の前後に白色部がある。 習性:本州・九州・伊豆諸島など、日本近海の島で繁殖し、 冬も同水域にとどまる。 類似種:ウミスズメは冠羽がなく、後頭が黒く、 嘴は比較的太くて黄白色。 マダラウミスズメの冬羽は嘴が長くて黒く、肩羽は白い。 「フィールドガイド 日本の野鳥」(日本野鳥の会)より抜粋 カンムリウミスズメの赤ちゃん |
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