学生バードソン2009実行委員会ブログ









































カンムリウミスズメってなぁに?

知らない人も多いはず!
カンムリウミスズメは日本近海にのみ生息する、
全長24cmほどの海鳥です。
大きさのわりには体がぷっくりとしていて、
頭にはちょこっと冠を乗せた可愛らしい鳥です。

カンムリウミスズメ

灰色の背中に白いおなか。
頭に冠羽(かんう)と呼ばれる3〜6cmの羽。
これが彼らのチャームポイントです。
船が近づくと「チュイチュイ」とか「ピヂュピヂュ」と鳴きながら
冠立てて警戒し、すぐに潜って姿を消してしまいます。


そんなカンムリウミスズメを、今、私達が守らなければなりません!

釣り人等の上陸による影響、カラスやネズミによるヒナの捕食、油汚染など、
カンムリウミスズメの住む環境には危険がいっぱいです。
このままでは絶滅の道をたどってしまいます。
カンムリウミスズメに保護の手を!

しかしながら、繁殖期に三宅島周辺海域をはじめとした、
数少ない繁殖場所に戻ってくることの他、
僅かな情報しか解っていない現状です。

カンムリウミスズメの調査が必要なのです。
そこで、「NEC学生バードソン」の力で調査活動を支援していきます。

会誌「野鳥」(日本野鳥の会)より抜粋


カンムリウミスズメの群れ


カンムリウミスズメ
(Synthliboramphus wumizusume)


夏羽では額から頭頂が黒く、換羽があり、後頭は白い。
喉・顔・頸側・胸側は黒く、体の上面は青灰黒色。
体の下面は白い。嘴は青灰白色。
冬羽では頭頂から上面が暗灰色で、目の前後に白色部がある。
習性:本州・九州・伊豆諸島など、日本近海の島で繁殖し、
冬も同水域にとどまる。
類似種:ウミスズメは冠羽がなく、後頭が黒く、
嘴は比較的太くて黄白色。
マダラウミスズメの冬羽は嘴が長くて黒く、肩羽は白い。


「フィールドガイド 日本の野鳥」(日本野鳥の会)より抜粋



カンムリウミスズメの雛

カンムリウミスズメの赤ちゃん




<お問い合わせ>
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