2005年夏のワークキャンプ
チーフコーディネーター 行政 翔平 (立正大学文学部社会学科 4年)
【 開催地】 (財)日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ (北海道苫小牧市)
【開催期間】 2005年8月24日(水)〜8月29日(月)
【スケジュール】
8月24日(水)
現地到着、オリエンテーション
懇親会
8月25日(木)
作業(デザイン決め・材料切り)
ボランティアセミナー
ナイトハイク
8月26日(金)
作業(色付け、ニス塗り等)
レンジャーセミナー
8月27日(土)
作業(ニス塗り、くい打ち等)
環境保護史セミナー
8月28日(日)
野外セミナー
打ち上げ
8月29日(月)
作業(くい打ち)
振り返り
記念撮影
解散
<活動内容/成果>
●看板作成・補修作業
今回のウトナイ湖ワークキャンプのメイン作業はサンクチュアリを訪れるお客さんを案内するためのトレイル設置する看板の補修と新たに看板を作成する事でした。トレイルを視察後、1つの看板の補修と2つの看板を新たに作る事を決め、作業期間3日という短い時間の中デザイン決めから看板と杭をくっつけ設置するところまで無事 すべての作業を終える事ができました。途中様々な壁に当たりましたが参加者同士が知恵を出し合い、力を合わすことにより乗り越える事ができ、最後は立派な看板が出来上がりました。
●野外セミナー
5日目、丸1日かけてウトナイ湖とその周辺の自然と環境をウトナイ湖サンクチュアリのレンジャーさんの案内の下、見て周りました。参加者一同ウトナイ湖とその周辺の自然の現状と問題を学ぶ事ができたと共に、改めて自分たちは自然保護の大切さ、自分たちは自然保護のために何ができるのか考えた1日となりました。
●ボランティアセミナー
参加者がワークキャンプを通してボランティアとは何かを知ろうということでボランティアセミナーを行いました。セミナー開始当初は参加者は何が始まるのだろうという感じでしたが、セミナーが終わった時には皆ワークキャンプに対する意識が大いに変わったようでした。
●懇親会/打ち上げ
初日に懇親会、5日目に打ち上げという事で互いの親睦を深めるという事でちょっとしたパーティーを行いました。参加者とウトナイ湖サンクチュアリのレンジャーさんの他に現地のボランティアの方や関係者等ゲストも招待し楽しいものとなりました。参加者はレンジャーさんやゲストの方々のお話しを興味深く聞いていました。
<参加者の声>
●吉川亜希(玉川大学2年)
時間がある学生のうちにボランティア活動がしたいと考え、出会ったのがこのワークキャンプでした。学生中心ということで長期の休みを有効に利用し、自分が興味を持っている「自然保護」活動ができるという理由で参加を決めたものの、初めは「自然保護」をしに行くのに何故看板を作るのか?北海道に行ってまで看板を作る意味があるのだろうか?少し不安がありました。
実際参加して看板作りの目的を話し合っていくうちに、看板をウトナイ湖周辺の散策路に立てることでウトナイ湖を訪れるお客さんが道に迷わず、楽しく自然の中を歩ける。それが自然の良さを分かってもらうことにつながるかもしれない。また、少ない人数で毎日忙しく働いているレンジャーさんの仕事を手伝うことができる。など看板を作るということは間接的にだけれども確実に自然保護の手助けとなることが分かりました。
目的を明確にし、時間内に看板を作成するという一つの目標に向かって全員が作業をしたので、初めて会ったメンバーともすぐに仲良くなることができました。そして最後に看板を立てたときの達成感は大きかったです。
この活動を通して、いつの間にか意見をべらべらと発している自分に気がつきました。ほぼ連日行われたセミナーではボランティアや環境保護について自分の考えを述べ、他の人の意見を聞くという経験ができました。
ワークキャンプでは北海道の大きさ(道が広い!)、満天の星空、美々川の源流、白鳥、ナイトハイクでの昼間とは違う森など実際に体験して見なければ分からない感動がたくさんありました。
このような貴重な体験ができたのもワークキャンプのメンバー、ウトナイ湖のレンジャーさん、みんなのおかげです。本当にありがとうございました。
●下平卓也(武蔵工業大学2年)
ウトナイ湖での一週間は正直めちゃくちゃ楽しかったです。自然がどうのこうのいうより、まず思い出せば、楽しかったなぁ。という充実感で一杯です。一緒に参加したメンバーは自然好きや、自然関係の学科たちの人やそうでない人などいろいろな人がいたけど自分と違う考え方や慣性や意見を持った人と話したり、看板作ったり、ご飯作ったり、生活していくというのは自分にとってすごく貴重な日々で、一生忘れない思い出になりました。ホントはもっともっといろんなことを話したかったし、一週間弱じゃ全然足りねぇよ! という気持ちになりました。こんなに短い期間ででここまでいい関係に発展するとは正直、出発前は考えもしなかったし、大人になって自立してそれぞれの道を歩んでもこの関係をいつまでも続けていきたいです。
ウトナイ湖のレンジャーさんや自然を守ろうとしてくれる人たちと話したことも自分の中でかなりでかくて、自分の周りの小さな世界で暮らしていたんじゃ絶対出会えないであろうすごい考え方や能力を持った人たちにもたくさん出会えました。
そしてウトナイ湖の自然達。語らずして守らなきゃ。理由とかよく分からないけど守らなきゃ。そういう気持ちにさせられてしまいました。自然破壊をしようとしてるやつがいたらまずはこの自然を見て欲しい。金のため、娯楽のため、生活のため、理由は様々でも人間(自分も含む)の勝手な理由で自然はを壊したくない。守りたい。
・・・書ききれないよ。ホント。飲まず食わずで三日は語れるよ。 話し聞きたい人、語りたい人いつでもこいよ!って感じです。
こんな気持ちにさせてくれたウトナイ湖のレンジャーさん、関係者etc、自然達。・・・そして一緒に参加したメンバーの皆本当にありがと。
セミナーでは積極的に意見が出ました | ワークキャンプは自炊です |
皆で看板に色付け |
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穴を開けて、開けて | 完成した看板と「イェーイ」 |
川の源流に皆、感動 | 打ち上げでゲストの方と |